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カタガキ。

 「何やってる人?」

 人と話していて兄弟の話になったときによく出る質問です。
 
 僕のうちの兄貴(31歳)には肩書きが無い。
 ここ2年間ほどの間。

 僕のような生き方をしていても自然と肩書きのようなものは付いてくる。「大道芸をやってます」とか「ブランドバックの販売員です」とか、社会的影響力が一切無い肩書きでも、自己紹介するときなんかちょくちょく使われる。
 今時、「引きこもり」でさえも、そう言った名前の「立場」としてなら肩書きとして認識されているし、「ニート」や「フリーター」も同じように使える便利な言葉だと思う。


 しかし、それらのどれにも当てはめることの出来ない「兄」
 
 しばらく考えた末に「・・・えっと・・何もしてません・・・。」としか答えられないんだけど、そう言うととても違和感を感じる。
 絵を描いたり、歌を歌ったり、お散歩に行ったりはしている。

 野菜も育てていました。
 庭の小さな畑には色々植わっているんだけど「野菜を強く育てる」として雑草は伸び放題。育てている作物がストレスのためか萎縮して黄色くなっていました。


 そういえば家のお父ちゃんも昔そうでした。
 学校から帰ってくると習字をしていたり、尺八を吹いていたり、お花を摘みにお散歩したりしてました。

 そんな父の今の肩書きはズバリ「陶芸家」
 
 兄も化ける期待と予感は匂わせています。

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