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アルバイトといってもそこそこ人目を気にする仕事。

多少は身だしなみにも気を使うようになった。

首元のたるんだようなTシャツじゃなくて、アイロンのかかったシャツを。
擦り切れた裾のジーンズから、色艶のある細身のパンツに。
空いた穴はふさぐのではなく、人前では着ないように心がける。

誰かに刷り込まれたような「常識」にそって選んだ洋服に身を包むと、公園のベンチに座るときにもハンカチなんかで綺麗にしたくなりました。持ち歩いていないけど。

駅の階段に迷いもなく座って、そのままごろりと寝転がれることだけに価値を見出してころと比べて、今は楽しみ方も変わっているけど、どっかでいつもつぶやいている「そんな上等な人間じゃないでしょ」って。

そんな上等な人間じゃないんだけど、ダサいのはちょっとやだな~

難しそうなこと書いてみたけど、きっかけは店長の一言。

「カンタ、カッパみたいな髪型してるよ」

この心のない一言に痛く傷ついた。
坊主頭から少し伸ばそうと、髪切りに行きたい衝動と日々戦っている僕。鏡なんか見なければ少しも気にならないのに、どうにか失礼の無い様にワックスを練り上げていた時間は返してほしい。

カッパ。

鏡で確認できるのは正面だけ。

人からはいろんな方向から見られていることに未だ馴染めない。

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アーティストの蜃気楼

世の中に向かって大きな声で抗議しようなんてものは一つもない。

割と低温な日々の暮らしにそこそこ満足していたりして。

探せば、不平や、不満、政治の悪口くらいは出てきそうだけど、声高らかに糾弾できるような潔癖な生活が送れるとは少しも思っておらず、この前拾った5千円は警察に届けたけど、持ち主が現れないことを祈りながら、3ヶ月後には「イクラ」を買いに行こうと思っています。

僕たちが演目を作る上で大事にしていること「キャッチであるか」
それは、ピンポイントの対象を定めないで、全体に広く浅く浸透させたい内容。

言葉にすると「イェ~イ!」とか「ワァ~オ!」とかそんな感じ?

この安さを是非楽しんでもらえればいいなと思っています。

僕たちは芸人です。

アーティストなんて言葉は遠い遠い蜃気楼のようなものです。

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お天気しだい

「雨で実際に中止になったことはありません」

「ゴロピカ」なんていう雨を呼びそうな名前をつけてしまった以上、そのへんの誤解はといておこうとジンクスのようなものを説明してきたんだけど、初めてそれが破れそうでした。

水曜日の時点で本番当日の日曜日の天気予報は雨。

日頃から天気予報をチェックしてると、この時点での予報は占い程度に思っていたほうがいいとわかってくる。悲観的に捉えることは無い。

木曜日、朝のラジオで「日曜日の雨は動かしがたいですね~」との情報。

なに、その断定的な発言は。

ちょっと天気に自信がなくなってくる。

金曜日、晴れマークの土曜、月曜に囲まれて、開いた傘マーク(小降りだと閉じた傘マーク)の日曜日にコメントがついていた「日曜日は全国的に雨」

土曜日、遊びに行ったイベントでは「明日は雨だからね~」との話題がチラホラ。共通の認識としての「雨」。周りを固められるとすぐに巻かれる僕。ピンポイント天気予報の3時間ごとの予想でも朝6時から次の日にかけてだんだん強くなる雨足。

気持ちも負けた

そして今日。

今にも降りだしそうな空のまま、結局降らずに維持!

二転三転した開催の可否は、主催者の英断により開催の運びとなりました。

僕以上に神経をすり減らしたであろう主催の佐藤さん。

お疲れ様でした。

お客さんはゴロピカ史上最高齢のオーバー60がメイン。

村のお寺の檀家さんたちによる集い!

「講演内容を少しゆるくしようか」と思ったのも束の間

体慣らしのセッションから、黄色い歓声(若干太め)

飛び交う投げ銭。

口を大きく開けて笑うおばちゃん達。

地域の人たちが自分たちのために開いた「集まり」

充実した時間でした。

有名とか、無名とか、いいと思うけど、ブームにしたくない。

ちゃんと関係を築いて、人間同士のつながりでやって生きたい。

年齢とか客層とか雰囲気に対応しきれないから、全てに喜んでもらえる形を目指して進んできた。
大丈夫って思えた。

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今日からまた、

長いあいだ、風邪をひいていて、ようやく収まりました。

咳から始まって、最後は蓄膿症まで患ってようやく回復しました。

それはいいんだけどさ。

その間、練習したり、走ったり、ヨガしたりっていうのは極力抑えていたわけね。

で、それでもコンスタントにやってくる公演は全力で取り組むわけですよ。
前回の公演では最後めまいを覚えながら、アンコールをこなしていました。

走って基礎体力と、運動に対する負荷をかけ、
ヨガして伸びやかな体のキレ。
日々の練習の繰り返しが新しい境地への鍵になる。

今までどうりでは、やっていけない現実を受け入れつつ、さらなる良いものを。
ああ、レンタルビデオを借りに行きたい。

       

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カメラと私

苦手なブログの更新を少しでも見やすいようにしようと、カメラを買って早1年。

久しぶりに引き出しから取り出したカメラに写っていたのは、4月にあった友達の結婚式の写真でした。

意識的に写真を撮ろうと思ってポケットに忍ばせて、向かった先は「SONG OF THE EARTH」の会場。広い会場を思い思いの楽しみ方でまわる人たち。大人も、子供も安心して遊べるように作られた空間。天気のいい日曜日を過ごすにはうってつけの場所。

それをどうにか切り取ろうとする僕。

シャッター押すたびに切り取られる風景は、目の前に広がっている空気を少しも伝えてくれない。

どうして?

同じカメラを使っても、天国みたいな空気を伝える写真があるのに対して、自分のカメラのモニターに映る映像は、主役の写っていない背景みたいでなんだか空っぽ。

勉強が必要なのかしら。

そこで思い出した。

だから、ずっと引き出しに入っていたんだ。

会場のスタッフはみんな親切で丁寧。

僕たちのようなどこぞの馬の骨にもセッティングに付き合ってくれて、ご飯に、温泉まで。

「これは期待に応えねば」と張り切ったものの、出来ることはひとつだけ。

ほかのアーティストが、それぞれの想いを歌や音楽、キャンドルに乗せて表現していく中、笑ってもらいたい一心で炎を振り回し、太鼓を叩く。

帰りの車の中で「あーでもない、こーでもない」と着地する場所もそのつもりもないまま話をして帰った。

家に着く直前にメールが1通届いた。

「ソングオフジアースに来て良かった!ゴロピカでみて元気になれました。」

救われた。

まだまだやれるから。

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